NISAで投資信託を積み立てながら、元本が減らないお金の置き場として個人向け国債を検討している人もいるのではないでしょうか。財務省は11月6日(金)、個人向け国債の11月募集分の利率を公表しました。12月募集分からは、名前が「個人向け国債プラス」に変わる予定です。
富裕層や法人のお客さまの資産運用のご相談を受けていた経験からお伝えすると、NISAで増やすお金と、元本を守りたいお金をどう分けるかは、年末に今年の枠を振り返るときに確かめておきたいテーマです。ここでは、財務省の資料をもとに、11月募集分の利率と、12月からの「個人向け国債プラス」で何が変わるのかを確かめます。
あわせて、100万円を買った場合の1年の利子を、税金を引いた額で試算します。
※利率は、財務省が2026年11月6日に公表した11月募集分(変動10年第200回、固定5年第188回、固定3年第198回)のものです。
11月募集の個人向け国債の利率は?固定5年は年2.17%、固定3年は1.94%、変動10年は1.85%で、募集は11月30日(月)まで
財務省によると、個人向け国債の11月募集分の利率(年率・税引前)は次のとおりです。
- 【固定5年】年2.17%。5年間、利率は変わらない
- 【固定3年】年1.94%。3年間、利率は変わらない
- 【変動10年】年1.85%(初回の利子に適用)。半年ごとに利率を見直す
募集期間は11月9日(月)から11月30日(月)まで、発行日は12月15日(火)です。利子は毎年6月15日と12月15日の年2回、半年分ずつ支払われます。財務省によると、個人向け国債は1万円から買うことができ、毎月募集・発行されています。
SMBC日興証券(旧日興コーディアル証券)出身。証券外務員一種保有。富裕層や法人に向けた資産運用コンサルティングに従事。現在は株式会社モニクルリサーチにて、複数のWebメディアで金融記事の企画・執筆・監修を行う。
関連タグ
RELATED ARTICLES関連記事