【年末までに確かめたい】わが家で積み立てている商品の区分と、今年の積立のふり返り
対象の商品の本数がわかったら、わが家で積み立てている商品に目を向けてみましょう。今年の残りの期間で確かめておくと、来年の積立を考えやすくなります。
積み立てている商品の区分を、届出の表で確かめる
まず、金融機関の取引画面などで、つみたて投資枠で積み立てている商品の名前を書き出しましょう。そのうえで、金融庁のページにある届出一覧で、どの区分に入っているかを確かめます。一覧には、対象資産別のものと運用会社別のものがあります。
次に、商品の交付目論見書や月次レポートを開き、どの指数に合わせて運用しているのか、どのような資産に投資しているのかを見ておきます。区分の名前と中身を結びつけておくと、値動きを見たときに慌てにくくなるでしょう。
今年の積立をふり返り、来年の金額と商品を考える
そして、今年つみたて投資枠で買い付けた金額を、商品ごとに書き出してみましょう。金融庁の「NISAを知る」によると、つみたて投資枠で1年間に投資できる金額は120万円までです。
来年の積立金額は、毎月の家計から無理なく続けられるかどうかを第一に考えたいところです。商品を変えるかどうかを決めるときも、本数の多さや目新しさではなく、わが家がお金を使う時期や、値動きへの考え方に合っているかを見ておくとよいでしょう。
夫婦それぞれが口座を持っている場合は、2人の商品の区分を並べてみると、家計全体でどのような資産に投資しているのかが見えてきます。年に1度、年末に書き出す習慣をつけておくと、変化にも気づきやすくなりそうです。
書き出したメモを、来年の見直しに使う
書き出したメモには、商品の名前と区分、今年の買付金額、確かめた日付を並べておきましょう。来年の同じ時期に同じ形で書き出すと、1年の間に何を変えたのか、変えなかったのかが一目でわかります。
値動きが大きかった年は、積立をやめたくなることもあるかもしれません。そのようなときこそ、メモに残した「なぜこの商品を選んだのか」を読み返すと、落ち着いて考え直すきっかけになるでしょう。
まとめにかえて
つみたて投資枠で買える商品は、2026年10月23日に更新された一覧で377本でした。内訳は、指定インデックス投資信託が287本、それ以外の投資信託が79本、ETFが11本です。
指定インデックス投資信託では、単一指数が145本、複数指数が142本でした。
商品を選ぶときに大切なのは、本数よりも、わが家がお金を使う時期や値動きへの考え方に合っているかどうかです。わが家で積み立てている商品がどの区分に入るのかを確かめ、これからの積立を考えるときの手がかりにしてみてはいかがでしょうか。
免責事項
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
- 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
- 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
- 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
野村證券株式会社出身。FP2級・証券外務員一種を保有。野村證券株式会社出身。国内外株式、投資信託、債券、保険商品まで幅広い資産運用に精通。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する複数のWebメディアで、証券会社での実務経験を踏まえ、貯蓄からNISAの活用まで幅広いテーマをコンテンツで取り扱う。