【男女別】厚生年金の平均以上を受け取る人の割合
男女全体ではおよそ半分という結果でしたが、男女別に分けると景色はかなり変わります。まず全体像を図で確かめてみましょう。
男性は月15万円以上が68.8%、女性は12.3%。分布の山の位置が男女で大きく異なる
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにナビプラマネー編集部作成
男性の平均年金月額は16万9967円
- 1万円未満:3万446人
- 1万円以上2万円未満:1万257人
- 2万円以上3万円未満:5404人
- 3万円以上4万円未満:5185人
- 4万円以上5万円未満:1万4747人
- 5万円以上6万円未満:3万9134人
- 6万円以上7万円未満:13万4214人
- 7万円以上8万円未満:23万186人
- 8万円以上9万円未満:26万278人
- 9万円以上10万円未満:26万99人
- 10万円以上11万円未満:29万8838人
- 11万円以上12万円未満:37万6357人
- 12万円以上13万円未満:45万6689人
- 13万円以上14万円未満:54万9337人
- 14万円以上15万円未満:65万7775人
- 15万円以上16万円未満:76万4713人
- 16万円以上17万円未満:85万3718人
- 17万円以上18万円未満:92万6462人
- 18万円以上19万円未満:95万5327人
- 19万円以上20万円未満:91万3998人
- 20万円以上21万円未満:82万204人
- 21万円以上22万円未満:68万2702人
- 22万円以上23万円未満:50万9842人
- 23万円以上24万円未満:34万1191人
- 24万円以上25万円未満:22万4720人
- 25万円以上26万円未満:14万7563人
- 26万円以上27万円未満:9万2856人
- 27万円以上28万円未満:5万4156人
- 28万円以上29万円未満:2万9810人
- 29万円以上30万円未満:1万4935人
- 30万円以上:1万8801人
男性の受給権者1067万9944人のうち、男女全体の平均水準である月15万円以上の人は68.8%です。男性自身の平均に近い月17万円以上で区切っても53.7%あり、男性では平均を超える人のほうが多くなっています。
女性の平均年金月額は11万1413円
- 1万円未満:1万2953人
- 1万円以上2万円未満:3880人
- 2万円以上3万円未満:2万9993人
- 3万円以上4万円未満:6万3025人
- 4万円以上5万円未満:6万1945人
- 5万円以上6万円未満:6万9313人
- 6万円以上7万円未満:18万892人
- 7万円以上8万円未満:34万8764人
- 8万円以上9万円未満:54万1901人
- 9万円以上10万円未満:75万1358人
- 10万円以上11万円未満:81万3990人
- 11万円以上12万円未満:69万5128人
- 12万円以上13万円未満:52万2466人
- 13万円以上14万円未満:37万4169人
- 14万円以上15万円未満:27万1489人
- 15万円以上16万円未満:20万322人
- 16万円以上17万円未満:14万7604人
- 17万円以上18万円未満:10万5489人
- 18万円以上19万円未満:7万1561人
- 19万円以上20万円未満:4万8617人
- 20万円以上21万円未満:3万3387人
- 21万円以上22万円未満:2万1931人
- 22万円以上23万円未満:1万4116人
- 23万円以上24万円未満:8813人
- 24万円以上25万円未満:5491人
- 25万円以上26万円未満:3233人
- 26万円以上27万円未満:1811人
- 27万円以上28万円未満:927人
- 28万円以上29万円未満:479人
- 29万円以上30万円未満:223人
- 30万円以上:482人
女性の受給権者540万5752人のうち、月15万円以上の人は12.3%にとどまります。女性自身の平均に近い月11万円以上で区切ると46.8%となり、こちらも半分には届きません。
一方で、月10万円未満の女性は38.2%います。男性の9.3%と比べると、低い金額帯に多くの人が集まっていることが分かります。
「まんなかの人」は平均とずれる
平均は、一部の高い金額や低い金額に引っぱられて動きます。そこで、受給権者を金額の順に並べたとき、ちょうどまんなかに来る人の金額(中央値)も見ておきましょう。
月額の分布から編集部が算出したところ、中央値は男女全体で約14万9700円、男性で約17万4200円、女性で約10万7800円でした。男性は中央値が平均を上回り、女性と男女全体は平均を下回っています。
平均以上の人が男性では半分を超え、女性では半分に届かないのは、この向きの違いによるものです。「平均より少ないから自分は少数派」とは限らない点は、覚えておきたいところです。
地方公務員・保険代理店出身。証券外務員二種保有。自治体で国民健康保険の賦課や高額療養費、退職に伴う年金切り替え等の実務に従事。複雑な社会保障制度に精通し、現在は株式会社モニクルリサーチが運営する複数のWebメディアで年金・貯蓄・退職金等の情報を発信。